CAR REPAIRE "do it yourself"
正に、降って沸いた災難。これを機にコヘみを自分で直してみよう
の軌跡。
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■2004/02/14〜15
前日の14日の夜。その夜は春一番が吹き荒れ、台風を思わせる強風が家も木も何もかもを揺らしていた。
今思えば、何故、何かが飛んで来る可能性に気づかなかったんだろう?と考え込んでしまう所だが、済んでしまった物は仕方がない。後の祭り。賽は投げられた。
その夜の仕事中、ボゴンと言う鈍く大きな音と、ガシャと言うコンクリートブロックでも大量に割れたかと思うような音が同時に発生。
しばらくは、風が強いなーくらいにしか思わなかったが、良く考えれば、その音のした方向に駐車場が。
気づいた瞬間、不安で居ても立ってもいられず、同じ駐車場を使っている弟にも声を掛け慌てて車を見に行く事に。

■2004/02/15
常夜灯が一つある以外は、店の看板が照らすのみの薄暗い駐車場に二人で駆けつける。
その様子は昼間と一変。何が散らばっているの?と暗闇に目を凝らすばかり。辺り一面にコンクリート片が砕け散らばり、同じく駐車場沿いの国道にも満遍なく敷き詰めた様相。その欠片の上を、走って来た車がスローダウンしてバキバキと音を立てながら通過している。
欠片が最も多い場所の近くには、私の車や宿泊客の車を含め五台の車が。
とにかく客の車は??と見て廻るも、無傷。傍にあった弟の車も無傷。
あの音は何だったのだろう?と、半ば安心しつつ、暗闇の中、自分の車の左後部を手探りで触ると、そこにはいつもの滑らかな曲線は既になく、見慣れぬヘコみが二ケ所も。
思わず、その場に座り込む私。
その夜の内に、物が飛んで来る事のなさそうな場所に移動。トホホ。

へこみ過ぎ。二ケ所も三ケ所も。


ブレーキランプ取り外し済み。
■2004/04/08
すぐに板金屋で相談した結果、6万円以上10万円未満との見積もりを頂戴する。やっぱり、それくらいはかかるなぁ。
その予算ない訳ではなかったものの、その資金で春から大型自動二輪の教習を受けようと思っていた矢先だったので、自然災害とは言え急な出費は痛い。もう少し考えますと返事をしてお持ち帰り。
修理に出すか?自分でやってみるか?考える日々。体調不良もありすぐ修理に取りかかれなかったので、一ヶ月ガレージに入れたまま考えてみる。
修理に出すなら手付かずのままで、直すなら最後まで自分で、しかない。
さすがに一ヶ月も放置されると、錆が浮いて来ました。
可哀想なミラージュ。
暖かくなってから、少しずつ直す事に。
図は、じわりと叩き出した所。

■2004/04/20
板金の知識も全く無いし、調べてもなかなか見付かる訳でなし。それを得意とする知り合いもいないので、自分で考えてやってみる事に。頼りは、先の板金屋で少し教えてもらった予備知識のみです。恐ろしい。
まぁ、自分の車だし、やってみれ!と意を決して始めたリペア。
丁度、トランクルーム内側から叩き出せそうだったので、そこから始める。すると弟がやってきて「ある程度底のある靴で蹴り出せるよ」などと言うので試してみると、硬くてとてもじゃないけど出て来ません。嘘を言うな、嘘を。まぁ時間も経過している事だし。
そこで、木で杭を自作し、ゴムハンマーで少しずつ叩き出す事に。これなら、車がこれ以上傷つく事も無いだろう。仕事の合間に少しずつ作業して、三日で叩き出しきってしまったので、次はどうしても手では出せない部分にパテ盛り。まだ要領が解らないので、厚めで。とは言え、硬化時間と気温の都合があるので、いきなりたっぷりは盛れない。
とは言え、FRP船のリペアみたいに薬品を使う訳ではないので、楽と言えば楽か!?

硬化剤の量の違いで色が。


見えにくいけど、ツルツル。
■2004/04/23
11万画素程度のカメラ付き携帯ではこれが限度、こんな感じで元の曲線を取り戻していく。
盛ったパテは、耐水のサンドペーパー#120〜#800を使って、ちまちま削る。バケツに用意しておいた水をペーパーに浸けては擦りの繰り返しで、ツルツルに。ペーパーを乗せる台も、杭を作ったのと同じ角材から切って適当に製作。
それを見ていた弟が(またかよ)、市販の物で使い易いのが在ると言ってコルク製の台を貸してくれたけど、形は同じだった。早く言ってよ。
ヘコんだ範囲が広かったので、もう剥いでしまえーとばかりに周りを一気に、市販のホルツ製・塗料剥がしを塗りたくって剥がしつつ作業を継続。
ペリペリと音を立てながら塗膜が勝手に剥がれ落ちるのは、見ていてちょっと寂しかったり。ペリペリ。

■2004/05/18
その後のミラージュです。
気温の違う日にパテを盛った部分が変型していたので、そこを手直しする為に、塗装はまだ錆び止めのみに留めていたり。また、快晴が三日ばかり続いてくれれば、一気に直す予定。
曲面と入っても、側面中央にアクセントっぽく折り目が入っているので、凹んで無くなってしまった部分を再現するのに時間が多少必要だった。
しかしまだ納得行かず。
パッと見目立たない位には修復できるようになったので、これから時間をかけてちまちま修理できればいいかと。
ついでに、今までアクシデントで付いてしまった小さな傷も一緒に…。

■ちなみに、かかった費用は?
●耐水ペーパー×3=\300(単価、\100)
●塗膜剥がし250ml×1=\1000
●塗料三菱車用スコーティアホワイト×1=\700
●サフェーサー(防錆塗料)×1=\700
●パテ400g×1=\1400
●ゴムハンマー×1=\300
●その他の自作道具×2=無料(木製)
そんな感じで、およそ4,400円。一部工具を適当な物に新調して4,000円使っているけど、
それでも、10,000円でお釣が来るのかな。
…あまりツルツルにし過ぎて友人からは「修理工には向いてないね」と言われたり。言わせておくか。

…と言った感じで、ぼちぼち直して行かねば。


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